バイエルンら名門撃破の3部クラブは何者だ!?  新たな“犠牲者”に独紙注目「敗退に戸惑う」

ボルシアMGに勝利した3部のザールブリュッケン【写真:Getty Images】
ボルシアMGに勝利した3部のザールブリュッケン【写真:Getty Images】

板倉フル出場のボルシアMGも敗戦

 ドイツで名門を打ち破る快進撃を続ける、同国3部リーグ所属のクラブがある。その新たな犠牲者に、日本代表DFも在籍するボルシアMGも加わった。

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 現地時間3月12日に行われたドイツのカップ戦(DFBポカール)の準々決勝で、ボルシアMGはザールブリュッケン(同国3部)と対戦。センターバックの一角で、日本代表DF板倉滉もスタメン出場した。

 試合はボルシアMGが前半8分に先制。しかし、3分後にはザールブリュッケンMFアミン・ナイフィのミドル弾が決まり同点に。そのまま後半へ進むと、終了間際にドラマが待っていた。

 後半アディショナルタイム3分、カウンターのチャンスがザールブリュッケンに訪れる。左からのグラウンダーのクロスを中央へ上がってきたFWカイ・ブリュンカーがネットを揺らし、これが決勝弾となった。

 今大会でザールブリュッケンはカールスルーエ(2部)、バイエルン・ミュンヘン、フランクフルトを撃破。準々決勝でも格上のクラブを打ち破った。ドイツ紙「ビルト」は「カップ戦敗退に戸惑うボルシアMGの選手たち」と敗退決定の1部クラブについて触れた。

 また1失点目の場面では、相手のパスを板倉が跳ね返したボールがナイフィのもとへ。ミドル弾はこの直後に生まれており、記事では「ザールブリュッケンの得点者、アミーネ・ナイフィにボールを渡してしまった。決定的なカウンターアタックでも蹂躙された」と厳しい評価も与えていた。

 SNS上では、ファンから「ザールブリュッケン最強説浮上」「ドイツの甲府」「失点シーンは板倉悔しいだろうな」といった声が上がり、さらに話題が広がっていた。

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