元ミランの“至宝”パトが中国上陸へ 移籍金22億円で“カンナバーロ天津”の野望成就

ローマでメディカルチェックを受け移籍合意と各紙報じる

 かつて「ブラジルの至宝」と呼ばれた男の中国上陸が内定した模様だ。フランス紙「レキップ」は、ビジャレアルの元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトが天津権健への移籍で合意に達し、イタリアのローマでメディカルチェックを受けたと報じている。

 正式発表こそされていないが、移籍に関する手続きは完了した模様だ。中国からのオファーにより、週末のグラナダ戦では招集メンバー外となっていたパトだが、チームと別行動でメディカルチェックを受けるためにイタリアへ飛んでいたようだ。英紙「サン」は、パトの移籍に関する条件提示を移籍金1540万ポンド(約22億円)、年俸470万ポンド(約6億7000万円)と報じている。

 元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ監督が率いる天津権健は、クラブ史上初の1部リーグで迎える新シーズンに向けて強力アタッカーの獲得を熱望していた。これまでカンナバーロ監督のコネクションを生かして、イタリアに縁がある選手へ次々にオファーを送っていたが、ことごとく玉砕に終わっていた。しかし、元ACミランのパト獲得でついに合意に至り、念願のアタッカー確保に成功した模様だ。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング