「日本人が愛されてる」 “遠藤航チャント”で現地熱狂…英国の光景にファン驚き「凄い時代」
現地ファンの心を掴んだ光景が話題に
イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は、プレミアリーグ首位攻防戦となった第28節マンチェスター・シティ戦(1-1)でフル出場。中盤のアンカーとして絶大な存在感を発揮したパフォーマンスが英国で反響を呼んだなか、SNS上では“遠藤チャント”で熱狂する現地ファンの様子を収めたワンシーンが拡散され、熱視線が注がれている。
日本国内でも話題を呼んだ1本の動画に収められていたのは、リバプールがシティを本拠地アンフィールドに迎えた試合当日のイベント会場「Hotel Anfield」を捉えたワンシーン。現地ファンが音楽に合わせて「ENDO He is Japanese ENDO He wears number three And he’s gonna win the league!」とチャントを合唱する光景だった。
昨夏のリバプール加入当初こそアンカーの代役という立ち位置だった遠藤だが、着実に指揮官の信頼を掴んでレギュラーに定着。シティ戦ではベルギー代表MFケビン・デ・ブライネを封じ込め、途中交代に追い込む大仕事を遂行し、クラブ選出のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選ばれるほど存在感を際立たせた。
現地リバプールファンの心をしっかり掴んだことを物語るこの光景は、イベントに参加していた英国の音楽グループ「The Ragamuffins」がSNS上にアップしたことで反響。日本のファンからは「日本人がリバプールのサポーター達にこんなに愛されてるよ。泣けてくる」「凄い時代」「震えた」などの反応が上がり驚きの声が広がっている。
リバプールにやって来てまだ1年も経たないなか、遠藤はユルゲン・クロップ監督のチームで欠かせない存在に。ドイツ人指揮官の下でラストイヤーになる今季、遠藤は名門クラブでどこまで名声を上げるのか、今後のシーズンへ期待が膨らむばかりだ。