平壌開催の日本戦中継は望み薄? 5年前対戦の韓国言及「当時何が起きたか正確に分からない」
日本は3月26日に平壌で北朝鮮と対戦
3月26日に行われる北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の日本代表対北朝鮮代表の開催地が、北朝鮮の首都である平壌で正式決定した。平壌開催のアウェーゲームに関しては、試合放送の有無も話題に上がっているなかで、韓国の総合ニュースサイト「news1」は2019年の北朝鮮対韓国の状況を例として触れつつ、伝えている。
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森保一監督率いる日本代表は3月21日(ホーム/国立競技場)と26日(アウェー/金日成競技場)に、W杯アジア2次予選で北朝鮮と2試合連続で対戦する。そのなかで、日本サッカー協会(JFA)は3月11日、アジアサッカー連盟(AFC)からアウェーゲームを平壌にて予定通り、現地時間3月26日17時キックオフで開催すると通達を受けたことを発表。日本代表が平壌で試合するのは2011年11月15日のブラジルW杯アジア3次予選(0-1)以来、13年ぶりとなる。
北朝鮮は2019年10月15日、金日成競技場で韓国とカタールW杯アジア2次予選の試合を行って以来、Aマッチのホーム開催はない。今回の北朝鮮対日本の試合放送があるのか懸念されるところだが、記事によれば4年半前の韓国戦も韓国国内では放送がなかったという。
「2019年の韓国と北朝鮮のW杯予選も国内に中継されなかった。当時、試合が開かれる間、ファンは生中継を見ることができず、コミュニティーなどで展開を推測しながらもどかしい気持ちを消化した。北朝鮮は試合から数日後に約60分間の編集された映像を一方的に提供。今も当時の試合で何が起きたのかは正確に分からない。また、北朝鮮という閉鎖された地域の特性上、韓国の取材陣や応援団も現場に参加できなかった」
3月14日には北朝鮮との2連戦に向けた日本代表メンバーが発表されるが、試合放送や現地渡航への状況に関しても注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)