ボランティア150人超が集結 Jスタジアムの“雪かき大作戦”が話題「愛の強さ全開」

松本山雅ボランティアの「雪かき大作戦」に脚光(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
松本山雅ボランティアの「雪かき大作戦」に脚光(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

松本山雅ボランティアのピッチ除雪作業に脚光

 J3松本山雅FCは3月13日にYBCルヴァンカップ1回戦でJ2レノファ山口をホームに迎え撃つ。雪の峠を越えて試合当日の天候が回復したなか、開催に一致団結して取り組むサポーターの姿が話題になっている。

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 2024年シーズンからJ1・J2・J3の全クラブが参加することになったルヴァンカップ。1stラウンドはJ1の18チーム、J2の19チーム、J3の20チームの計57チームが10グループに分かれ、1試合制のトーナメントを実施する。試合会場は下位リーグのクラブのホーム、同一リーグの場合には前年のリーグ戦下位クラブのホームで開催されるため、松本山雅対山口の一戦は「サンプロ アルウィン」(19時キックオフ)で開催されることになった。

 ただ、前日から13日明け方にかけ上空の寒気や三陸沖の低気圧の関係で長野県内は広い範囲で大雪に。一部地域で大雪警報が出されていたものの、同日昼までには雪の峠を越え試合開催の見通しが立った。

 とはいえ、その影響は松本山雅の本拠地にも。そんななかクラブの公式X(旧ツイッター)は13日、「俺が来ないと始まらない アルウィン全緑雪かき大作戦」と題し、ボランティアがピッチの除雪作業に尽力する姿を収めた動画を公開した。

 今回の投稿によると、当日集まったボランティアの数は150人超。初めは全員が一列となりピッチを縦断しながら足元の雪をほぐしていく。一致団結し作業を進めていくその光景は圧巻だ。さらにボランティアはピッチの隅々にまで散らばり、足を使って雪が溶けやすくなるための作業を黙々と続けていた。

 この動画が公開されると、ファンからコメント欄に「前回よりも増えてる」「さすが山雅サポ」「レノファ選手も頑張ってくれると思います」「今回もみなさんの山雅愛の強さ全開でしたね」「ありがとうございます」といった反応が寄せられた。地域の宿命やそれに伴う負担があるとはいえ、「サンプロ アルウィン」のピッチには多くの人の思いが詰まっている。

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