ラツィオ、懲罰合宿に突入と現地指摘 成績不振で首脳陣が決断、練習場で泊まり込み
直近の公式戦で成績不振、強制合宿を実施へ
鎌田大地が所属するイタリア1部・セリエAのラツィオは直近の公式戦で不振が続くなか、イタリアクラブのお家芸とも言える懲罰的な合宿に突入すると同国のサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ラツィオは先週のミッドウィークにドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに敗れUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の舞台から敗退。現地時間3月11日のリーグ戦はウディネーゼに1-2で敗れ、勝ち点40にとどまり来季の欧州カップ戦への出場権を得られる6位からは勝ち点7差がついた。イタリア杯で準決勝に残っていることが唯一の救いだが、かなり厳しい状況に追い込まれている。
主力選手が交代時に不満を露わにするなどチームの空中分解も囁かれるなか、クラブ首脳陣はチームに対して次の試合までの強制合宿をさせることを決断。16日のフロジノーネ戦までトレーニング場での泊まり込みを行うという。イタリアのクラブの伝統芸とも言える成績不振時の懲罰的な合宿だが、ウディネーゼ戦の敗戦後にスタジアムでチームに伝えられたとしている。
鎌田はウディネーゼ戦で途中出場してアディショナルタイムも含めて約40分間のプレーだったものの、現地メディアからの評価は低調だった。シーズン終了後の退団が噂され、ラツィオ自体も解体的な出直しが迫られているともされるなか、この強制合宿が好転への契機になるのだろうか。
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