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森保J“平壌開催”は「容易でない」 韓国警鐘、アジア杯8強敗退も「問題視されている」
韓国が過去平壌で行った試合を回想
3月に行われる北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で、日本代表は北朝鮮と2連戦を控えている。アウェー開催地が北朝鮮の首都である平壌で正式決定したなか、韓国メディアも「北朝鮮訪問が容易でない」ことを伝えた。
森保一監督率いる日本代表は3月21日(ホーム/国立競技場)と26日(アウェー/金日成競技場)で北朝鮮と連戦となる。日本サッカー協会(JFA)は14日、2連戦に招集するメンバー発表を行う。
JFAは11日、アジアサッカー連盟(AFC)からアウェーゲームを平壌にて予定どおり、現地時間3月26日17時キックオフで開催すると通達を受けたことを発表。日本が平壌で試合するのは2011年11月15日のブラジルW杯アジア3次予選(0-1)以来、13年ぶりとなる。
韓国紙「スポーツ朝鮮」は「北朝鮮訪問が容易でないことは知られている」と、母国が経験した平壌について報道。「2019年10月15日、韓国は金日成スタジアムで行われた2022年カタールW杯予選で北朝鮮と対戦した。当時、北朝鮮は韓国人記者の訪問を受け入れず、試合は韓国で生中継されなかった。5万人収容のスタジアムに観客がまったくいないという不条理な状況で行われた。結果は0-0」と振り返った。
当時、韓国エースのソン・フンミンは「相手はとても荒かった」と試合後に苦言。「こういう試合で怪我なく帰ってくるだけでも意味がある。(人工芝に慣れていない)サッカー選手として、芝のせいにするのは言い訳だ。ただ、選手が自分の実力を100%発揮できる環境ではなかったことも事実」と環境面でも厳しい状況にあったことを記事でも指摘している。
最後に「日本は、先日終了したカタールのアジアカップで準々決勝に進めなかったことで問題視されている。巻き返しが急がれるからこそ、この試合により注目が集まっているのだ」と日本にとって北朝鮮戦の重要度についても触れていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)