遠藤航が「本当にスーパー」だった理由 クラブOBが“デ・ブライネ封殺”を分析「大きな試練」
試合後の分析動画でクラブOBが遠藤を絶賛
イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は現地時間3月10日、プレミアリーグ第28節マンチェスター・シティ戦(1-1)でフル出場を果たした。1-1のドローに終った一方、遠藤はマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出。その活躍がクラブ公式YouTubeチャンネルでも絶賛されている。
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今季の優勝争いを占う大一番となったシティとの一戦。試合は前半23分にシティのデザインされたコーナーキック(CK)からDFジョン・ストーンズに先制点を奪われる。それでも後半5分にFWダルウィン・ヌニェスがペナルティーエリア内で倒されて獲得したPKをMFアレクシス・マック・アリスターが決めて同点に。その後もリバプールは何度か決定機を迎えるも勝ち越しの1点が遠く、試合は1-1のまま終了した。
リーグ首位の座を明け渡す結果となったものの、この試合で遠藤は圧巻のパフォーマンスを披露。対峙したMFケビン・デ・ブライネやMFベルナルド・シウバといった世界最高峰の中盤選手に自由を与えなかっただけでなく、随所で効果的なパスを供給し攻守にわたって目覚ましい働きぶりを見せた。
そんな活躍にリバプール公式YouTubeチャンネルの試合レビュー動画でも脚光が当たっている。出演したクラブOBのニール・メラー氏は今季大一番における遠藤のプレーを「素晴らしく見事」と絶賛。さらに、中盤で示した存在感を次のとおり評した。
「この試合で遠藤はデ・ブライネにとっての大きな試練でしたし、デ・ブライネのスペースに厳しく対応し、状況を読んでシティのカウンターの芽を摘んでいました。潰し屋として機能し、シティがポゼッションを高めようとするなかで重要な役割を果たしました。本当にスーパーです。タックルを仕掛けては勝ち続けていましたから」
同氏の分析にファンも賛同。コメント欄には「遠藤は文字通りデ・ブライネを消したよね」「なんという侍精神」「遠藤はデ・ブライネの飼い主」「遠藤にリスペクトを」「遠藤獲得にがっかりしたのを反省している」といった反応が寄せられた。遠藤のシティ戦ハイパフォーマンスは、クラブ関係者とファンの心をがっちりと掴んだようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)