鎌田大地に現地メディア厳しい評価「ロストの多さが目に付いた」 連係面で不安を露呈
後半15分から出場した
イタリア1部ラツィオ所属の日本代表MF鎌田大地は、現地時間3月11日のセリエA第28節ウディネーゼ戦に途中出場。しかし、1-2で敗れたチームの中でイタリアメディアでも低評価が相次いだ。
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ラツィオはこのゲームに向け、ミッドウィークにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でバイエルン・ミュンヘンを相手に決勝トーナメント1回戦での敗退が決定。リーグ戦の前節ACミラン戦はMFマッテオ・グウェンドージら3選手が退場処分で出場停止という状況だった。しかし、それでも鎌田はスタメン起用されずにベンチスタートだった。
そうしたなかで試合は後半の立ち上がりに目まぐるしく動き、2分にウディネーゼが先制すると2分後にラツィオが追い付き、さらに2分後にウディネーゼが勝ち越す展開に。ラツィオは1点ビハインドの後半15分に鎌田を途中出場させた。
しかし、なかなか効果的なプレーを見せられないまま時間が流れ、試合終了間際にウディネーゼが退場者を出したものの、このまま1-2の敗戦に終わってしまった。
このゲームについてイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は採点を公開し、鎌田は「5点」の低評価。寸評でも「ほかの選手から切り離されて動いているように見える」と、連係が取れていないプレーになっていると指摘された。
また、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」でも鎌田を「5点」を低く採点し、「入りは良く見えた。時間が経つにつれてボールロストの多さが目についた」と、個人的なプレー内容の低調さを厳しく評価された。
このゲームを前に今夏での退団が既定路線になったという報道もされた鎌田だが、シーズンの終盤に入りつつある中でもチーム内でフィットする場所を見つけられていないことが浮き彫りになってしまった。
(FOOTBALL ZONE編集部)