全試合フル稼働は13人中、ゴールキーパーが6人、フィールドプレーヤーは7人に

　今季のイングランド・プレミアリーグは、ポール・ポグバがフットボール史上最高額となる8900万ポンド（約125億円）でユベントスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したのをはじめ、多額の資金を移籍市場に投入した。その総額は歴代最高の11億6500万ポンド（約1570億円）に達したと、シーズン開幕時に英公共放送「BBC」が報じている。

　そんなワールドクラスの選手が数多く揃う“金満リーグ”において、全試合フル出場を続けている選手が13人いるという。英紙「デイリー・スター」は、「今季全試合フル稼働する13人のプレミアリーグスター。その全員を言い当てることができるか？」という特集を組み、写真付きで各選手を紹介している。

　ここまでリーグ戦は全38試合中22試合を消化、全試合フルタイム出場を続けている場合のプレータイムは1980分にのぼる。今回紹介された13人のうち6人が、ゴールキーパーとなっている。

　首位を走るチェルシーで好プレーを見せるベルギー代表の守護神ティボー・クルトワをはじめ、2位アーセナルの元チェコ代表ペトル・チェフ、6位と苦しむマンチェスター・ユナイテッドで安定したセーブを見せるスペイン代表のダビド・デ・ヘア、日本代表DF吉田麻也が所属する11位サウサンプトンのイングランド代表フレイザー・フォースターらが出場を続けている。いずれも代表クラスの実力者で、怪我や体調不良、出場停止などがなければ最終節までその記録を伸ばし続けそうだ。

　一方のフィールドプレーヤーは7人となった。こちらも首位のチェルシーから、スペイン代表のDFセサル・アスピリクエタが入っている。右利きながら、左足も遜色なく扱い、豊富な運動量でサイドを疾走してアントニオ・コンテ監督の戦術遂行に貢献している。