NEC小川航基は「今季のサプライズの1人」 海外挑戦1年目で12Gの活躍を現地高評価
ヘーレンフェーン戦で今季公式戦12点目をマーク
オランダ1部NECナイメヘンのFW小川航基は3月10日、エールディビジ第25節ヘーレンフェーン戦(2-0)で1ゴールをマークし、今季の公式戦12点目を決めた。昨夏に加入した小川の活躍に現地メディアも称賛を送っている。
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試合は0-0のまま進んだ後半22分、小川が均衡を破った。コーナーキック(CK)から頭で合わせて先制点を奪取。今季8ゴール目が突き刺さった。
今年に入ってからは6得点と調子を上げている小川。オランダのサッカー専門メディア「VoetbalPrimeur」は、「NEC、日本のセンセーションを満喫。『本当にトップ選手で非常に優れたストライカー』」と見出しを打って小川を絶賛している。
小川は昨夏に加入し「今シーズンのサプライズの1人として輝いている」と高いパフォーマンスを誇っている。海外移籍1年目ですぐオランダサッカーに適応。ゴール前で脅威となっており、ロジェール・マイェル監督は「彼はゴールを狙う『目』が良く、試合をどんどん読んで自分を鍛えている」とその姿勢を称賛したという。
小川には言葉の壁があったものの、翻訳機と毎週の英語レッスンの助けを借りつつ、チームメイトとコミュニケーションを図っており、記事では「確実にオランダ語もマスターし始めている」と努力家であることも明かした。また、明るいキャラクターと勤勉さがピッチ外でも高く評価されているといい、指揮官は「フィールド外でもNECにとって貴重な戦力」とすっかり馴染んでいる様子を伝えている。
この活躍によって、クラブ経営陣は現在レンタル移籍中の小川が完全移籍へ変更することを「強く検討」しているようだ。26歳のストライカーは自身の力を存分に発揮し、オランダでしっかりと信頼を築き上げている。