コウチーニョが示した“リバプール愛” 中国移籍は「ノーだよ。興味がない」

「僕のフットボールはここにある。心もだ」

「中国? ノーだよ。興味がない。一瞬たりとも検討しなかった。僕のフットボールはここにある。心もだ。他のクラブのことなんか考えられない」

 チェルシーのブラジル代表MFオスカルが巨万の富を選び、上海上港に移籍するなか、リバプールでのサッカーこそが自らの使命と明かしている。

「ここは偉大なクラブだ。初めてイングランドに来た時に、どれだけみんなが助けてくれたのか覚えている。歓迎してくれて居心地の良さを感じた。障害を取り除いて、フットボールのことだけについて考えることを許してくれた。忘れない」

 古巣インテルでは能力を評価されながらも、出場機会を与えられず、本領を発揮することができなかった。そして、リバプールでは欧州屈指のプレーメーカーとして高い評価を手にするようになった。メガオファーになびくブラジル人選手が後を絶たないなか、コウチーニョはチームに対する義理堅さを示していた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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