リバプール遠藤、強豪マンC相手の“完璧アンカーぶり”を海外称賛「だからあれほど彼を求めた」
リバプールとシティは1-1のドロー決着
イングランド1部リバプールは現地時間3月10日、本拠地アンフィールドでのプレミアリーグ第28節で昨季王者マンチェスター・シティと対戦。前半23分に先制されたものの、後半5分にPKで追い付き、1-1のドローで勝ち点1を分け合った。大一番でリーグ戦2試合ぶりの先発出場となった日本代表MF遠藤航はアンカーとしてフル出場し、評価を高めている。
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リバプールは前半19分にFWダルウィン・ヌニェスが先制ゴールを決めたかに見えたが、オフサイド判定で認められなかった。
逆に前半23分、シティが右コーナーキックをMFケビン・デ・ブライネがグラウンダーのボールを蹴り込み、ニアでDFジョン・ストーンズが合わせるデザインされたプレーで先制した。
その後は、シティが攻め込もうとするも、アンカーの遠藤が中盤で攻撃の芽を摘み、前半42分には遠藤の潰しからFWルイス・ディアスがシュートを放つ場面につながった。
1点ビハインドのリバプールは後半3分、シティのバックパスを奪ったヌニェスをGKエデルソンが倒してしまってPK献上。これをMFアレクシス・マック・アリスターが決めて、リバプールは同点に追い付いた。
シティは後半11分、ヌニェスとの接触で傷んだエデルソンが途中交代するアクシデント。同18分には、リバプールが途中出場のFWモハメド・サラーのパスからディアスがシュートを放つなど、一進一退の攻防が続いた。
試合はそのまま1-1でタイムアップを迎え、勝ち点1を分け合う形に。スペイン紙「AS」の特派も務めるジャーナリストのパブロ・モンターニョ氏は自身のX(旧ツイッター)で、マック・アリスターが直近7試合で7ゴールに絡んでいるデータを用い、「だから私はあれほど遠藤航の存在を求めた。今のマック・アリスターは、リバプールにとって最も有益な選手だ。起用された時の彼のピボーテ(セントラルMF)としてのパフォーマンスは一流である」と、遠藤がアンカーとしての地位を築くことで、マック・アリスターがインサイドハーフで輝きを放っていると、改めて見解を述べていた。