セビージャMFが右太腿に刻まれた悟空タトゥー公開 クラブが鳥山明さん追悼「恩恵の印」

セビージャでプレーするネマニャ・グデリ【写真:Getty Images】
セビージャでプレーするネマニャ・グデリ【写真:Getty Images】

漫画家・鳥山明さん訃報受け、海外サッカー界から追悼続々

 世界的な人気を博す「ドラゴンボール」などの作者で知られる漫画家・鳥山明さんが3月1日に急性硬膜下血腫のため死去した一報は、海外サッカー界にも衝撃を与えた。世界各国クラブやリーグが公式SNSなどを通じて追悼メッセージを発信したなか、スペイン1部セビージャはセルビア代表MFネマニャ・グデリのタトゥーを紹介している

 鳥山さんが描いてきた漫画の代表作「ドラゴンボール」は、世界のサッカー選手やファンからも絶大な人気を博している。登場キャラクターをタトゥーとして身体に彫り込む選手がいるほか、サポーターが陣取るゴール裏スタンドから孫悟空やベジータの巨大コレオグラフィーが出現したことも。日本の枠を超え、世界中で愛される作品と言える。

 こうした背景もあり、鳥山さんの訃報が世界を駆け抜けると同時に、各国クラブやリーグ、さらには選手たちがSNSなどを通じて故人の死を偲んだ。そのなかで、セビージャは「セビージャからのささやかな賛辞。鳥山明さん安らかに」と公式X(旧ツイッター)で投稿。日本語版では「ネマニャの鳥山先生に向けた恩恵の印です。世界に誇る先生の名はセビージャにまで届いています」と綴って、グデリの右太ももに刻まれた孫悟空のタトゥーを公開した。

 世界中のファンからは「素晴らしい。愛しているんだね」「称えるためのタトゥー」「私も敬意を示します」など多くの追悼のコメントであふれていた。

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