セリエA公式の鳥山明さん追悼「凄い」…ドラゴンボール偉大さ物語る1枚反響「ほんと日本の宝」
漫画家・鳥山明さん訃報受け、海外サッカー界から追悼続々
世界的な人気を博す「ドラゴンボール」などの作者で知られる漫画家・鳥山明さんが3月1日に急性硬膜下血腫のため死去した一報は、海外サッカー界にも衝撃を与えた。世界各国クラブやリーグが公式SNSなどを通じて追悼メッセージを発信したなか、イタリア1部セリエAのX(旧ツイッター)上で投じられた1枚の画像が反響を呼んでいる。
鳥山さんが描いてきた漫画の代表作「ドラゴンボール」は、世界のサッカー選手やファンからも絶大な人気を博している。登場キャラクターをタトゥーとして身体に彫り込む選手がいるほか、サポーターが陣取るゴール裏スタンドから孫悟空やベジータの巨大コレオグラフィーが出現したことも。日本の枠を超え、世界中で愛される作品と言える。
こうした背景もあり、鳥山さんの訃報が世界を駆け抜けると同時に、各国クラブやリーグ、さらには選手たちがSNSなどを通じて故人の死を偲んだ。そのなかで、セリエAの公式Xには「ドラゴンボール」の偉大さを物語る追悼メッセージと画像が投じられた。
Xのポストには「サッカーとともに育った人たちと#DragonBall」と綴られ、1人の少年のうしろ姿を収めた画像が添えられている。「悟」の文字が入った道着を身に着けている少年の目の前には2つのテレビ画面があり、左側にはサッカーの試合、そして右側にはドラゴンボールのアニメ映像が映っている。
イタリア人にとってサッカーは欠かせない存在。ドラゴンボールは、そんな“国技”と並んで幼少期から親しまれてきた存在だと言えるだろう。誇らしさも覚えるこの投稿に対して、日本人ファンからは「ほんとに日本の宝」「凄い」「イタリアでも毎日ドラゴンボール再放送やってた」などと、改めて脱帽の声が寄せられていた。
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