長友佑都「ドラゴンボールに元気もらった」…鳥山明さん偲ぶ、W杯で超サイヤ人に変身
神戸戦後、漫画家・鳥山明さんの訃報に言及
FC東京は3月9日、ヴィッセル神戸とのJ1リーグ第3節で1-2と逆転負けを喫し、今季初勝利はお預けとなった。元日本代表DF長友佑都は敗戦に悔しさを噛み締めた一方、「ドラゴンボール」などの作者で知られる漫画家・鳥山明さんの訃報にも触れ「勇気と希望を与えてもらった」と故人を偲んだ。
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長友は神戸戦を振り返り「なかなか堅い試合といいますか、前半はなかなかチャンスも作れない難しい試合でしたが、PKと大迫の(決勝点になった)フリーキック(FK)を与えたところも含めて、ああいうちょっとしたところの部分で試合が決まってしまうなと、改めて感じますね」と、今季初の黒星に唇を噛んだ。
FW大迫勇也のFKについては、長友も警戒していたという。「昨年も、あそこの位置でFKを決めていたので、(GK波多野)豪にも『ここに来るだろう』ということは言っていたんですけど、それを上回るだけの質のボールを蹴ってきた。彼のクオリティーの高さを、改めて見せつけられましたね」と、かつて日本代表で共闘したストライカーのゴールに舌を巻いた。
一方、試合後には「ドラゴンボール」などの作者で知られる漫画家・鳥山さんの訃報に言及。長友自身は2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)、22年カタールW杯の際、髪を金色に染めて漫画内で登場する変身形態で知られる「スーパーサイヤ人」化し、チームの盛り上げ役に買って出た経緯がある。
長友は「ドラゴンボールには僕も元気をもらったし、W杯でああやって自分が(金髪に染めて)サイヤ人になるっていうのは、ドラゴンボールから来ている。勇気と希望を与えてもらったなと思う」と、世界規模で衝撃を与えた訃報に哀悼の意を表した。
続けて「またW杯のあの元気球を集めるようなエネルギッシュな自分を見せられるように、改めて厳しくやっていきたい」とチームが苦しい状況に立たされているなか、さらなる活躍を誓った。