イ・ガンインはアジアカップ中に主将ソン・フンミンと衝突

　韓国代表は3月21日と26日に、北中米ワールドカップ（W杯）アジア2次予選でタイと2連戦を行う。アジアカップ後にはFWソン・フンミンとMFイ・ガンインの間に起こった内乱が発覚し、ユルゲン・クリンスマン監督も解任となったなか、韓国メディア「hankooki.com」はイ・ガンインを招集すべきかの世論調査の結果を伝えている。

　アジアカップでベスト4敗退となった韓国。準決勝ヨルダン戦の前日にイ・ガンイン、MFチョン・ウヨン、DFソル・ヨンウら若手は早めに夕食をとり、卓球を始めたが、キャプテンのソン・フンミンは食事はチーム全員でとるものだとし、勝手な行動をした選手たちを叱責して口論に発展。後輩であるイ・ガンインの態度に激怒したソン・フンミンが胸ぐらを掴むと、イ・ガンインは殴り返したとして、波紋を呼んだ。

　クリンスマン監督は解任となり、U-23韓国代表を率いるファン・ソンホン監督が暫定的に指揮を執る。そのなかで、3月21日、26日の対戦に向けてイ・ガンインを招集すべきか、韓国のオンライン新聞「エネルギー経済新聞」の依頼を受けて世論調査専門機関「リアルメーター」が調査を行った。

　韓国18歳以上の男女526人に世論調査を実施。「チーム内の役割や実力を考慮して招集すべきだ」という賛成意見は46.9%、「サッカーは組織力や協調性が重要のため、選ぶべきではない」という反対意見が40.7%、「分からない」との回答が12.5%だったという。

　性別で見ると、男性は反対48.1%、賛成43.3%、女性は賛成50.3%、反対33.4%。果たして、イ・ガンインは3月シリーズで韓国代表メンバー入りするのだろうか。