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失速レアルに不協和音… モラタが出場機会の少なさに激怒、ジダン監督続投なら移籍へ
今季ユベントスから復帰もリーグ戦先発はわずか6試合
レアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタが出場機会の少なさに激怒。ジネディーヌ・ジダン監督が来季続投時には強行移籍に打って出ることが分かった。スペイン地元ラジオ局「カデナ・セール」が報じている。
レアルは今季開幕前に、モラタをユベントスから3000万ユーロ(約37億円)の買い戻しオプションを行使し、復帰させた。だが、今季リーグ戦での先発出場はわずか6試合で5ゴール。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)での出場時間もわずか140分と出番を失っている。
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルが足首の手術で長期離脱しているにもかかわらず、出番のない状況にモラタは不満を募らせているという。報道によると、モラタは出場時間に関する昨夏の約束が破られたと感じており、ジダン監督が来季続投となった場合には代理人に移籍先を探すように依頼したと報じられている。古巣ユベントスのみならず、アーセナルやチェルシーもモラタ獲得の意思を示しているという。
レアルは故障者続出の状況で、スペイン史上最多の40戦無敗記録がストップ。さらにスペイン国王杯準々決勝で、セルタに2戦合計3-4と敗れて敗退。昨季CL優勝を果たし、昨年12月のFIFAクラブワールドカップ優勝に加え、現在リーガ首位に立っている“白い巨人”だが、内部から不協和音が出てきてしまった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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