「本物だ」 U-20日本女子、アジア杯で炸裂した“斜め45度シュート”に海外熱視線

日本代表の天野紗【写真:Getty Images】
日本代表の天野紗【写真:Getty Images】

20歳のMF天野紗が決めたFK弾が反響

 U-20日本女子代表は3月7日、今年のU-20女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねたU-20女子アジアカップのB組第2戦で中国を2-0で撃破。準決勝進出、ならびにW杯出場権を手にしたなかで、勝利を決定づけた直接フリーキック(FK)弾が反響を呼び、海外記者も「本物のショットだ」と熱視線を送っている。

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 日本は前半26分にFW土方麻椰が先制点を決めて1-0とリード。そのまま試合終盤を迎えたなかで後半43分、FW松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ)の突破から左45度付近からのフリーキックを獲得する。20歳のMF天野紗(INAC神戸レオネッサ)が右足で振り抜いたシュートはGKの頭上を越し、そのままゴールネットを揺らした。

 ペナルティーエリア左隅から放たれたシュートは、壁を巻くようにしてゴール方向へ。相手GKがキャッチを試みようとしたところで、そこからぐんと伸びていくような威力を発揮。華麗なパスワークによりもたらされた先制弾はもちろん、この芸術的なFK弾も負けず劣らずのインパクトを与えたゴールとなった。

 日本の追加点は大きな反響を呼んだなかで、海外メディア「Sports Keeda」などに寄稿するアレックス・ビショップ記者も熱視線。自身のX(旧ツイッター)上にゴール動画を引用したうえで「本物のショットのようだ。偶然のクロスではない」と、芸術的なFK弾の軌道に脚光を当てた。

 ベトナムを10-0、中国を2-0で下し、B組2位以内を確定させたヤングなでしこ。U-20女子W杯への出場権を獲得したなか、グループ最終戦の北朝鮮戦、さらには準決勝以降の戦いぶりにも注目が集まる。

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