J1広島の社長に1カ月の減俸、強化部長にけん責 DF千葉のドーピング疑惑騒動の件で社内処分!
社長、強化部長に加え、その他の関係者も社内規定に準じて処分に
J1のサンフレッチェ広島は27日、アンチ・ドーピングに関する社内処分について発表した。
2016年12月20日付で日本アンチ・ドーピング規律パネルより、広島の元日本代表DF千葉和彦が「資格停止をともなわないけん責」処分を受けた件について、同クラブが製造元に成分内容を確認し、ドーピング禁止物質を含まず安全であると判断したサプリメントを服用した結果生じたものであることを重く受け止め、織田秀和代表取締役社長に1カ月の減給5% 強化部長にけん責、その他関係者を社内規定に準じて処分としている。
千葉は9月25日に実施したドーピング検査で、禁止物質「メチルヘキサンアミン」が検出され、10月21日付で日本アンチ・ドーピング機構より「違反が疑われる分析報告及び違反が行われた旨の主張に関する通知並びに暫定的資格停止に関する通知」を受け、暫定的に資格停止となっていたが、12月20日付で「資格停止をともなわないけん責」が発表されていた。
広島は今回の件について、「当クラブはアンチ・ドーピングの徹底の観点から、メディカル体制の抜本的見直し、及び刷新をおこない、再発防止に努めてまいります」としている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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