山東泰山スタッフ、警告判定後の主審に“水かけ仕草”が波紋「ひどい」「完全にアウト」
後半33分、加藤連のファウルを巡ってヒートアップ
横浜F・マリノスは3月6日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の第1戦、山東泰山(中国)とのアウェーゲームに臨み、2-1で初戦を制した。後半33分には、山東のスタッフがイエローカードを受けた際、背を向けた主審に対して水をかける仕草をして波紋を呼んでいる。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
横浜FMは前半にFWアンデルソン・ロペスが先制点。後半にもFWヤン・マテウスが追加点を奪い2-0とリードしたが、後半アディショナルタイム突入直後に1点を返された。ホームでの初戦となった山東は後半に冷静さを欠いてイエローカードを多く受けていたが、1点差に詰め寄ったことでさらに火がついていた。
そして後半アディショナルタイムが進んだなか、スローインの判定を巡り山東ベンチが激高。ピッチ内に入って主審に抗議したスタッフには即座にレッドカードが提示され、ボールを確保した横浜FMのMF喜田拓也に詰め寄る相手スタッフから守ろうとした横浜FMのスタッフにもレッドカードが出た。さらに、山東ベンチではチェ・ガンヒ監督を含む数人にイエローカードが提示された。
そのなかで、波紋を呼んでいるのが後半33分過ぎのシーン。山東はMFリー・ユェンイーが左サイドでドリブル突破を仕掛けると、横浜FMのDF加藤蓮がファウルでこれを止める。チェ・ガンヒ監督はこのプレーに猛抗議。ヒートアップした山東のコーチングスタッフにイエローカードが提示されると、スタッフは主審が背を向けて戻るところに持っていたペットボトルの水をかける仕草を見せた。
スポーツチャンネル「DAZN」で解説を務める元Jリーガーの林陵平氏は、「おーおーおー」と驚きの声を上げ、「主審は見えていない」と指摘。ファンからは「ひどい」「主審の方向にかけたけど、完全にアウトやん」「やりたい放題」という声も上がるなど、2枚目のイエローカードや退場処分になってもおかしくない行動だった。