今季プレミア“期待外れ12人” 三笘薫も英ピックアップ「クリエイティブな輝きを欠いている」
腰の負傷のため全治2、3か月…今季絶望の見通し
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、腰の負傷のため全治2、3か月で今季絶望の見通しとなった。英メディア「GIVE ME SPORT」は今季プレミアリーグで「期待外れとなっている選手12人」をピックアップし、三笘の名前も挙がっている。
プレミア挑戦2年目となった三笘。リーグ戦19試合3ゴール5アシストの記録を残してはいるが、怪我での離脱が尾を引いた。アジアカップから復帰後、リーグ第24節トッテナム戦(1-2)、第25節シェフィールド・ユナイテッド戦(5-0)に連続出場したが第26節エバートン戦(1-1)でメンバー外に。その後ロベルト・デ・ゼルビ監督が会見で「シーズン終了まで欠場することになると思う」と状況を明かしている。
「GIVE ME SPORT」では、ここまでのプレミアリーグを振り返り「期待外れとなっている選手12人」を紹介。マンチェスター・シティのイングランド代表MFジャック・グリーリッシュや、昨夏にブライトンからチェルシーへと渡ったエクアドル代表MFモイセス・カイセドらとともに三笘の名前が挙がっている。
「怪我や自信、周りのチームのパフォーマンスなど、さまざまな要因が絡み合って、個人としては不本意なシーズンになることもある。とはいえ、ファンはクラブのスター選手のパフォーマンスに物足りなさを感じることも多い」
同メディアは「ゴール数」「アシスト」「クリーンシート」「シーズン開幕時の期待」「個々のパフォーマンス」「チームの一員としての貢献度」の要素を考慮し選定。記事では三笘について「レベルを維持するのに苦労している。足首の負傷で数試合を欠場し、その後アジアカップに向かったことが彼の状況を改善させることはなかった。彼はベストな状態でプレーできているわけではない」と報じている。
「この26歳は今のところクリエイティブな輝きを欠いている。シーズン序盤の印象的なプレーで、誰もがブライトンがこのリーグでベストプレーヤーの1人になると思ったが、現状そうはなっていない」
怪我にも苦しむ日本人アタッカーは、開幕序盤の期待も大きかった。今季のプレーは厳しいとされるなか、復活後に輝きを取り戻すことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)