「横浜FMとの差を認めるべき」 川崎撃破の山東泰山、母国識者はACL8強楽観視に警鐘

川崎を破り、横浜FMと対戦の中国1部・山東泰山【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】
川崎を破り、横浜FMと対戦の中国1部・山東泰山【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

3月6日に第1戦、13日に第2戦を実施

 J1横浜F・マリノスは3月6日、敵地でのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦で中国1部・山東泰山と対戦する。それぞれ中国勢、日本勢で唯一の勝ち残りチームであり、両国ファンの期待や注目度も高い。

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 特に中国勢唯一勝ち上がりの山東泰山は、決勝トーナメント1回戦でJ1川崎フロンターレに劇的な逆転勝利(2戦合計スコア6-5)を挙げたこともあり、山東泰山サポーターに限らず中国全土のファンから注目を浴び、期待されている。

 山東泰山は3月1日の中国スーパーリーグ開幕戦で長春亜泰に4-2で快勝。一方、横浜FMはJ1リーグ第2節でアビスパ福岡に0-1で敗れている。

 前日の公式記者会見では、山東泰山のチェ・ガンヒ監督は「とても重要な試合だ」としたうえで、「(グループリーグで対戦した横浜FMは)グループリーグとは監督が交代しているが、スタイルは変わっていない。まずは守備をしっかりすること」と言及。主力のMF李源一(リ・ユァンイー)は、「ここ数日、真剣に準備をしてきた、ホーム&アウェー方式のホームゲームはとても重要で勝利必須」と意欲を語った。

 長く山東省のテレビ局でサッカー解説を務めた鄭晋(ジェン・ジン)氏は試合を前に、「多くのファンが期待しているが、冷静になるべきだ」と戒めつつ、「まず、横浜FMとの差を認めるべきだ。横浜FMの実力はグループリーグでよく体験している。先のJリーグでアビスパ福岡に敗れているが、Jリーグはレベルが高い。世論に惑わされるのでなく、落ち着いて臨むべきだ」と川崎に勝ったとはいえ、全体的にまだJリーグのほうが格上であることを強調していた。

 両者による準々決勝は、3月6日に第1戦、13日に第2戦が行われる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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