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ヤングなでしこ19歳FWは何者? 前半3ゴール達成も飽くなき野心「もっと貢献できた」
大量10ゴールでU-20日本女子代表がベトナムに快勝
ヤングなでしこの愛称を持つU-20日本女子代表が、3月4日に今年のU-20女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねたU-20女子アジアカップの初戦、ベトナム相手に10-0の大勝。前半だけでハットトリックを達成した19歳FW松窪真心は、アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトに「役割を果たせて嬉しい」と喜びの声を語っている。
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今大会は8チームが出場し、4チームずつに分かれてグループリーグを実施。その上位2チームずつが準決勝に進むと同時に8月31日からコロンビアで行われるU-20女子W杯への出場権を獲得する。松窪は前回のU-20女子W杯に出場経験があり、マイナビ仙台レディースからアメリカのノースカロライナ・カレッジに期限付き移籍し海外でプレー中。日本チームは同様に若くして海外でプレーする選手のほか、WEリーグで出場を重ねる選手も擁する。
その日本は立ち上がりから相手を押し込んだ状態を作り前半11分、MF角田楓佳からのスルーパスを受けたペナルティーエリア内で松窪が切り返しからの右足シュートを決めて先制した。そして前半31分、ゴール正面でボールを受けた松窪は約20メートルの左足ミドルを決めて追加点を奪った。さらに前半44分、ペナルティーエリア内でこぼれ球を拾った松窪は冷静に相手のシュートブロックをかわして押し込んでゴール。前半だけでハットトリックを達成した。日本は後半に7点を追加して10点差の大勝を飾った。
松窪はAFCに対し、「試合前は少し緊張したけど、ゴールするのが責任だと分かっていた。その役割を果たせて嬉しい。チームの団結が重要だった。試合中に冷静さを保つには、準備が大切だと思う。ハットトリックは嬉しいけど、初戦で硬さもあったと思う。それでも勝ち点3には満足している。もっとゴールに貢献できたと思うし、優勝にはそれが大事になると思う」と話した。
初戦の前半で一気にチームを勢いに乗せた松窪にはさらなる期待もかかる。日本は3月7日に第2戦で中国、10日に第3戦で北朝鮮と対戦する。
(FOOTBALL ZONE編集部)