サウサンプトンの英国代表GK、リバプール戦の激闘に「フットボールの神様がついていた」

 

頼れる守護神フォースターがビッグセーブを連発

 日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンはリーグカップ準決勝でリバプールと対戦し、2戦合計2-0で勝利。“聖地”ウェンブリー・スタジアムで行われる決勝に駒を進めた。ビッグセーブを披露して勝利に貢献した守護神のイングランド代表GKフレイザー・フォースターは「フットボールの神様がついていた」と激闘を振り返っている。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 サウサンプトンは本拠地セント・メリーズでの第1戦を1-0で勝利し、アドバンテージを持って勝負の一戦に臨んだ。1点でも失えば、その時点でタイスコアとなるなかで、頼れる守護神がビッグセーブを披露した。

 後半8分だった。リバプールは左サイドから中央を経由し、ゴールやや右の位置でMFエムレ・ジャンにボールが渡る。正確なキックを武器とするドイツ代表MFはエリア外から右足を強振すると、威力十分の一撃が枠を捉えた。

 サウサンプトンGKフォースターはシュートを真正面から受け止めたが、あまりの強烈さに弾き出すことはできずに背後へ反らしてしまった。ワンバウンドしたボールはゴールラインを割るかに思われたが、フォースターは体勢を崩しながらも右手をいっぱいに伸ばして間一髪ライン上で掻き出した。こぼれ球をDFジャック・スティーブンスがクリアして窮地を脱していた。

 

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