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セルティック岩田、“勘違い”のブーイング戸惑いを回想「すぐに称賛だと分かった」
3試合連続でスタメン出場
スコットランド1部セルティックに所属するMF岩田智輝は、スコティッシュ・プレミアシップ27節マザーウェル戦(3-1)、28節ダンディー戦(7-1)と2試合連続で先発出場した。マザーウェル戦では後半32分にベンチに下がったが、その際にはスタンドからブーイングが起きた。これは岩田を下げるブレンダン・ロジャーズ監督の采配へファンが不満を示したものとされているが、岩田は自分のプレーに向けられたものだと勘違いしていたという。スコットランド紙「ヘラルド」が報じている。
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2022年シーズンのJリーグMVPである岩田は、そのシーズン終了直後の冬の移籍市場でJ1横浜F・マリノスからセルティックに加入。これまで出場機会は限られていたが、直近のリーグ戦2試合は先発起用された。
マザーウェル戦で第4審判が岩田の交代を伝えるために、彼の背番号を掲げた際にはブーイングが起きた。「日本人MFは、どう反応すればいいか分からなかったが、すぐにそれがセルティックのサポーターが、最近のパフォーマンスを高く評価している合図だったと理解した」と、記事は伝えている。
岩田は「試合に出始めることができてとても嬉しいし、よりチームの勝利に貢献していきたい。これまでは負傷などで、チームに加われずに苛立っていたけれど、すぐにチャンスを得られるだろうと期待していた。難しい時間だったけれど、今は満足している」と、コメントした。
そして、マザーウェル戦での交代時のファンの反応についても「最初は分からなくて『これは自分に向けられたものなの?』と戸惑ったけれど、すぐに称賛だと分かってポジティブに受け止めている。今はファンの期待に応えたいと思っている」と、語った。
日本代表MF旗手怜央が負傷離脱しているなか、中盤で存在感を示しつつある岩田。3月3日の第29節ハーツ戦でもスタメン起用されており、このままレギュラーに定着できるか、重要な時期を迎えている。
(FOOTBALL ZONE編集部)