浦和ホーム開幕戦で苦戦 松木安太郎氏も懸念「心配だね」…“ヘグモ流”が機能不全

東京Vとホーム開幕戦で激突【写真:徳原隆元】
東京Vとホーム開幕戦で激突【写真:徳原隆元】

東京Vとホーム開幕戦で激突

 浦和レッズは3月3日、J1リーグ第2節の東京ヴェルディ戦で1-1ドロー決着に終わった。前半終了間際に失点しリードを許す展開になったなか、ペア・マティアス・ヘグモ監督の目指す攻撃の形は一向に見えず、DAZNで解説を務めた松木安太郎氏も「心配だね」と懸念の声が漏れた。

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 東京Vとのホーム開幕戦で浦和は、2月23日に0-2で敗れたサンフレッチェ広島戦と同じスタメンを送り込んだが、ボールを支配するも打開策に欠く展開に。すると前半42分、コーナーキックからの流れで左右に揺さぶるような高いクロスの連続から最後はFW木村勇大に反転ボレーを決められた。

 反撃に出たい浦和だったが、後半もボールを持ちながらも効果的な崩しはなく、攻撃は機能不全に。この状況にDAZNで解説を務めた佐藤寿人氏は「まだ開幕戦のほうが攻撃のスムーズさは見せられていた。ゴール前にボールが入る、人が入るというのが少ない」と言えば、同じく解説の松木氏も「心配だね」とこぼした。

 浦和はその後、後半終了間際にPKを獲得し、これをDFアレクサンダー・ショルツが決めて引き分けに持ち込んだ。開幕からまだ2試合とはいえ、“ヘグモ流”の浸透へ多くの課題が見えた一戦となった。

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