「あれは競り合いしない」 神戸MF汰木への膝蹴りファウル賛否、元日本代表DFが見解
ロングボールへの競り合いシーンで起きた反則で負傷退場
J1リーグ第2節のヴィッセル神戸対柏レイソルの一戦(0-1)で、神戸MF汰木康也が相手の激しいファウルを受け、負傷退場。反則シーンに賛否の声が渦巻き物議を醸すなか、J3いわてグルージャ盛岡の元日本代表DF西大伍が該当シーンへの見解を自身のX(旧ツイッター)に綴った。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
問題の場面が起きたのは前半28分、敵陣左サイドへのロングボールを汰木が柏DF関根大輝と競り合った際、脇腹付近に膝が直撃。汰木はピッチに転倒すると、負傷箇所をおさえながら痛みのあまり動けず、結局プレー続行不可能で途中交代を余儀なくされた。
試合後、三木谷浩史会長兼社長は自身のX上で「同じチーム相手に二人目の大けが。しかも両方ともカードもなし。なんで新しいリーグかつサッカー先進国でもないアメリカのMLSから審判を呼ぶ必要があったのか。JリーグもJFAも真面目に考えて欲しいと思う」と発信。昨年8月の柏戦でMF齊藤未月が大怪我を負った事実を引き合いに、厳罰を与えなかった判断に怒りの声を上げた。
このファウルシーンを巡っては、SNS上でも賛否の声が噴出。そのなかで元神戸の西は「汰木のシーン汰木側からしたらあれはジャンプして競り合いはしないかな 体当てながら入れ替わりたい 飛ばないでもギリギリファールにならない場合もあるタイミングかな 左手使えば膝が当たらないようにできたか」と見解を綴った。
続けて「関根選手側としては飛んだからにはボールに当てなきゃいけないからね 怪我させる意図はなかったと思うけど左膝を汰木の前に出すか後ろに置くか微妙なところ」とも記し、同じディフェンスの立場として選手の安全を第一に考えた視点で私見を述べた。
(FOOTBALL ZONE編集部)