仙台DF石尾陸登のプレーが話題に

　J2のベガルタ仙台は3月2日に行われた、リーグ戦第2節のV・ファーレン長崎戦で2-1の勝利を収めた。この試合の途中、仙台の選手がスローインをする際、ピッチサイドのサポーターに椅子を移動してもらうシーンがあり、ファンからは「笑ってしまった」「お笑いのお手本」と話題を呼んでいる。

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　開幕戦のアウェー大分トリニータ戦を1-1のドローで終えていた仙台は、初陣の藤枝MYFC戦でスコアレスドローだった長崎のホームに乗り込んだ。試合は序盤から仙台が支配する展開が続くと、前半終了間際のアディショナル3分に先制弾を奪う。さらに後半には1点を追加。その後失点を許したものの、2-1で今季初勝利を収めた。

　そんななか、前半に仙台の選手がスローインをする際のシーンが話題となっている。前半22分、敵陣左サイドのスローインの場面で、DF石尾陸登がロングスローをしようとタオルでボールを拭きながら助走を取る。しかし、ピッチサイドにはサポーター席があり、声を掛け椅子を移動してもらった。結局、石尾はロングスローをせずに近くにいた味方につないでリスタートしていた。

　この一連の流れをJリーグ公式X（旧ツイッター）が、「『すみません、失礼します！』　スローインのために石尾陸登選手はお客さんの間へ」と綴り公開すると、ファンからは「ロングスローやらへんのかい」「礼儀正しい子」「性格良さそう」「全てが優しい世界」「最後のフェイントはズルい」「オチもいい」「いい光景」「可愛すぎる」「笑ってしまった」「ほっこりした」「お笑いのお手本」と、さまざまなコメントが寄せられている。