「素晴らしいパートナーシップを形成した」 英紙、リバプール戦完封で吉田の安定感を絶賛
サウサンプトン守備陣が手薄な状況のなか、吉田はステファンズとのコンビで勝利に貢献
サウサンプトンは現地時間25日、リーグカップ準決勝第2戦でリバプールを1-0で下し、2戦合計2-0で決勝進出を果たした。日本代表DF吉田麻也は英メディアからチーム2位タイの高得点を与えられる好パフォーマンスで勝利に貢献した。
0-0で迎えた後半アディショナルタイムにFWロングがゴールを決めて、本拠地での第1戦に続いて1-0でリバプールを撃破。前主将DFフォンテがウェストハムへ移籍、DFファン・ダイクが負傷離脱とサウサンプトンは守備陣が手薄な状況だったが、吉田はこのピンチをチャンスへと変えた。
英紙「デイリー・メール」の採点で、チームトップ評価は中盤で舵を取ったMFロメウで8.5点。次いで、吉田とDFステファンズのCBコンビ、守護神GKフォースターが8点と、強力なアタッカー陣を誇るリバプールをシャットアウトした守備陣が高い評価を受けた。
吉田についての寸評は「隣でプレーするファン・ダイクを少しも恋しく思っていないようだった。ステファンズとの素晴らしいパートナーシップを即座に形成した」。パートナーが変わってもパフォーマンスを落とさずにプレーした安定感を絶賛されている。
今季序盤戦はベンチ要員だった吉田だが、昨年末からレギュラーポジションを奪取。公式戦8試合連続スタメン出場中と足場を固めている。主軸のファン・ダイク不在でもリーグカップ38年ぶりの決勝進出を決めるなど、チームを後方から支えている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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