遠藤は後半15分から出場

　イングランド1部リバプールは現地時間3月2日、プレミアリーグ第27節でノッティンガム・フォレストとアウェーで対戦し1-0で勝利を挙げた。後半途中出場となった日本代表MF遠藤航は、同アディショナルタイムの決勝弾につながる好守備を見せ、元日本代表も「遠藤の守備のところから」と賛辞を贈った。

　2月25日に行われたリーグカップ決勝のチェルシー戦で足を打撲し、松葉杖を使用して会場をあとにする場面も目撃された遠藤。現地時間2月28日に行われたサウサンプトンとのFAカップ5回戦を欠場したなか今節ベンチに戻ってきた。

　遠藤に出番が訪れたのは後半15分。0-0のスコアでアンカーポジションに投入される。同アディショナルタイム9分、コーナーキックのチャンスからこぼれたボールに遠藤が積極的なプレス。奪ったボールをマック・アリスターが浮き球で送ると、ヌニェスが劇的ゴールを叩き込み1-0の勝利を挙げた。

　このシーンに試合を放送する「SPOTV NOW」で解説を務めていた元日本代表の水沼貴史氏も「遠藤の守備のところからですね。あそこで止めて、自分たちのボールにして…芸的過ぎる」と好守備を称賛。終了間際の決勝弾に驚きを隠せないでいた。