モンテッラ監督、本田見放さず! 伊杯8強ユーベ戦のボランチ起用は「クオリティとバランスを必要としたから」
ウインガーの控え一番手はデウロフェウに
ACミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、現地時間25日に1-2で敗れたイタリア杯準々決勝のユベントス戦で後半アディショナルタイム突入直後に投入した日本代表FW本田圭佑について、試合後の記者会見で「中盤でクオリティとバランスを必要とした」とボランチ起用の意図を説明している。
ミランは1-2のビハインドを背負ったうえに、後半9分の時点でMFマヌエル・ロカテッリが退場処分を受けて10人の厳しい戦いを強いられていた。モンテッラ監督は後半35分、前線にこの日1ゴールのFWカルロス・バッカに代えて、エバートンから期限付き移籍で獲得して合流3日のスペイン代表FWジェラール・デウロフェウを投入した。デウロフェウは投入から5分後に最終ラインの背後に抜け出して角度のないところからシュートを放ったが、ゴールとはならなかった。
「スピードのある選手が必要だったので、(ジャンルカ・)ラパドゥーラではなく彼を起用した。ゴールに近づいたが残念だった」
これまで先発起用をバッカと争っていたセンターフォワードタイプのラパドゥーラではなく、デウロフェウを起用した意図をこう説明した。そして、3分と表示されたアディショナルタイムに突入直後にMFアンドレア・ベルトラッチとの交代でボランチに投入した本田についてはこう語った。
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