「23歳の若さにも関わらず…」 ヘント移籍正式決定のFW久保の経験を公式サイトで高く評価

14年シーズンのリーグ優勝クラブと3年半契約

 日本代表FW久保裕也が、スイスのヤングボーイズからベルギーの強豪KAAヘントへ移籍することが発表された。ヘントは契約期間を3シーズン半と発表している。

 久保は京都サンガの下部組織からトップ昇格し、2012年2月にはまだ高校生の時点で日本代表に選出された。翌13年にスイスに渡り、3年半プレーしてベルギーへ移籍したことになる。クラブは発表のリリースで「まだ23歳の若さにもかかわらず、ヨーロッパでの経験も持ち日本代表にも選出されている」と久保を紹介している。

 ヘントは2014-15シーズンにベルギーリーグを優勝し、翌シーズンはUEFAチャンピオンズリーグで決勝トーナメント進出も果たし近年は勢いに乗っているクラブだ。日本に縁がある選手では、現在浦和レッズでプレーする元スロベニア代表FWズラタンは、2012年に大宮アルディージャに加入する前はこのヘントでプレーしていた。

 ベルギーリーグは上位6チームが優勝プレーオフに進む形式を採用しているが、ヘントの順位は現在6位。7位メヘレンとは勝ち点差1で崖っぷちにある。スイスリーグからベルギーというステップアップとは言い難い移籍となった久保だが、ヘントをリーグチャンピオンや来季のCL出場権獲得に導くことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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