イタリア杯4強ユーベ戦で本田、ボランチで3分間出場も無念のノーインパクト… 0−1でミラン敗退
本田のファウルでジ・エンド
ミランが1点を追う展開のまま推移したゲームの後半35分、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督はバッカに代えてエバートンから期限付き移籍で加入して合流3日のスペイン代表FWジェラール・デウロフェウを投入。これがミランでのデビュー戦となった。
そのデウロフェウは同40分、相手DFとの駆け引きで裏を取って抜け出すと、角度のない位置からのシュートを試みるなど攻撃センスを見せたが、同点ゴールとはならず。
試合終了間際の後半アディショナルタイム突入直後、MFアンドレア・ベルトラッチに代わって本田がついにピッチへ。昨年12月13日のローマ戦以来となるピッチで、そのままボランチの位置に入った。しかし3分強のプレータイムの中で、ボールタッチはわずかに4回。ボールロスト1回にバックパス2回、時間稼ぎを狙いファウルを誘う相手を倒して直後に試合終了と、インパクトは残せなかった。
昨季の決勝カードの再来となった準々決勝を2-1で制したユベントスは準決勝へ進出。昨年12月のイタリアスーパー杯では延長PK戦の死闘の末にユーベを撃破していたミランだが、無念の敗退となった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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