冨安は「大きな影響を与える」 アーセナル専門メディアが重要性を説く「タイトル争いに必要」
怪我離脱中もDFラインでさまざまな仕事ができる冨安を評価
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋はふくらはぎの負傷を抱えており、アジアカップ後の4試合を連続で欠場している。怪我に悩まされているが、英国メディアは「タイトル争いのために冨安は必要」とその重要性を強調している。
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今季の冨安は公式戦20試合に出場。主に左サイドバック(SB)としてプレーしているが、チーム状況によっては右SBやセンターバック(CB)にも対応し、最終ラインを幅広くカバーしている。その万能性の高さからミケル・アルテタ監督の信頼も厚い。
アジアカップ終了後にチームに再合流した冨安だが、ふくらはぎの負傷を抱えており、以降プレミアリーグ3試合、UEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1試合の計4試合を連続で欠場している。
復帰まで時間を要している冨安について、アーセナル専門メディア「ARSENAL INSIDER」は「アーセナルのタイトル争いのためには冨安健洋は必要」と報じた。リバプール、マンチェスター・シティとの熾烈なプレミアリーグの優勝争いが繰り広げられるなか、特に過密日程が予想される4月以降の終盤戦で日本代表DFが重要な役割を担うと指摘している。
「ヤクブ・キヴィオルの活躍により、冨安が復帰を急ぎ、シーズン終盤に彼を失ってしまうようなリスクを冒す必要はほとんどなくなった。彼らがタイトル獲得のチャンスを逃さないためには完全なスカッドが揃っていることを望んでいるはずで、冨安はベン・ホワイト、オレクサンドル・ジンチェンコ、キヴィオルとともに両SBをローテションする際に必要不可欠になるだろう。
冨安の負傷は彼らにとってフラストレーションの溜まるようなタイミングで訪れてしまったが、シーズンの重要な時期に冨安のフィットネスが完全な状態になるように導くことができれば、彼は今季の成功に大きな影響を与えることができるだろう」
過去2シーズンはシーズン終盤にケガで離脱していた冨安。今シーズンこそは万全の状態でチームに貢献することができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)