ポグバは「控訴するつもり」 SNSでドーピング違反を否定「故意に摂取したことはない」
4年間の出場停止処分が下された
イタリア1部ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバが、ドーピング違反により4年間の出場停止が言い渡された。30歳の同選手は、ウディネーゼとの今季初戦後にテストステロン検査で陽性反応を示し、イタリアの反ドーピング検察局から暫定的な処分を下されていた。そのなかで、ポグバは自身の公式SNSを通して心境を告白した。
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ポグバは昨年8月のセリエA開幕節・ウディネーゼ戦後のテストステロン検査で陽性反応を示し、9月にユベントスで出場を果たして以来プレーしていない。伊紙「ラ・レプブリカ」によると、イタリアの国内反ドーピング検察局からの制裁により、4年間の出場停止処分を受けたという。
選手の弁護士は司法取引を拒否し、陽性反応の原因となった物質を誤って摂取したとして軽い刑罰が下されることを望んでいたと言われている。しかし、その嘆願は聞き入れられず、ポグバの出場停止処分はこの違反に対する可能な限り最も重い処分の1つと見なされた。
そのなかで、ポグバは自身のSNSを通して心境を告白している。
「私は本日、国立アンチ・ドーピング裁判所の決定について知らされており、その判決は間違っていると信じています。私がプロ選手としてのキャリアの中で築いてきたすべてが奪われてしまい、悲しく、ショックを受け、心が張り裂けています。法的規制から解放されれば全容が明らかになるでしょうが、私はアンチ・ドーピング規制に違反するサプリメントを故意に摂取したことはありません。プロのアスリートとして、私は禁止薬物を使用して自分のパフォーマンスを向上させるようなことは決してしませんし、これまで対戦したことのあるチームの仲間のアスリートやサポーターを軽視したり、騙したりしたこともありません」
摂取を否定したなかで、「本日発表された決定を受けて、私はスポーツ仲裁裁判所に控訴するつもりです」と明かしたポグバ。出場停止期間は、捜査が行われるまで暫定的に出場停止処分を受けた2023年9月11日から27年9月10日まで。なお、ユベントスとの契約は26年夏で満了となる。
(FOOTBALL ZONE編集部)