森保ジャパン評価急落「必然の結末」 アジア杯の失策に海外注目「指示少ないと非難」
優勝候補筆頭に挙げられながら、8強止まりだった日本のアジア杯を海外総括
今年1月にカタールで開催されたアジアカップで、日本は優勝の筆頭候補に挙げられていたが、準々決勝でイラン代表に1-2で敗れて2011年以来のタイトル獲得は成し遂げられなかった。開催国カタールの優勝で幕を閉じた大会について、フランス紙「レキップ」が総括し、「日本は輝かなかった」と報じた。
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記事では最初に優勝したカタールについて取り上げた。「アジアカップが幕を開ける1月12日以前に、カタールが連覇を成し遂げると想像できた者がいただろうか」と、開催国の偉業に触れた。
続けて日本の大会を振り返り、「今回のアジアカップは日本にとっては、チャンスの損失だろう。6月のエルサルバドル戦で6-0の勝利を収めてから一気に調子を上げた日本は、大会前に10連勝と無敗を維持していた。クオリティーの高いスカッドを揃えた森保一監督の率いる日本代表は、カタールへ大本命として乗り込んだ。だが、大会中の日本は、それまでの素晴らしい姿とはほど遠かった。サムライブルーは、イラクとのグループリーグ第2戦に1-2で敗れる。難なく修正してグループ最後のインドネシア戦(3-1)を乗り越え、ラウンド16でもバーレーンに勝利(3-1)。しかし、準々決勝でイランに敗れ去った(1-2)」と、森保ジャパンの戦いぶりをまとめた。
そして「この失敗をもたらした森保監督に対し、日本のマスコミは容赦なかった。戦術の選択を批判されただけでなく、試合中の指示が少ないことも『選手に丸投げ』と非難されている。準々決勝での日本敗退は優勝候補としての姿を見せられなかったチームにとっては必然の結末だった」と、結んでいる。
(FOOTBALL ZONE編集部)