豪州のウズベク戦10発大勝は「公園の散歩」 2戦13ゴールに本大会楽観「真のメダル候補」

パリ五輪行きを決めたオーストラリア女子代表【写真:Getty Images】
パリ五輪行きを決めたオーストラリア女子代表【写真:Getty Images】

オーストラリア地元メディアは本大会を楽観視

 女子サッカーのパリ五輪出場権を懸けたアジア最終予選の第2戦が2月28日に行われ、オーストラリア代表はウズベキスタン代表に10-0で大勝した。2戦合計スコアを13-0とし五輪切符を掴んだなか、母国は早くも本大会に向け手応えを掴んでいるようだ。

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 ウズベキスタンのホームで行われた第1戦を3-0で制し、地元メルボルンでの第2戦に臨んだオーストラリア。開始1分に幸先良く先制すると、前半だけで8ゴールを挙げる圧巻のゴールショーを披露した。

 後半は2ゴールにとどまったものの、ウズベキスタンの反撃を完全にシャットアウト。2戦合計スコアを13-0とし、通算5度目となる五輪出場への切符を勝ち取った。

 圧倒的な力の差が見えた2試合だったとはいえ、オーストラリアにとっては“想定済み”だったようだ。豪テレビ局「9News」電子版は試合後、テレビコメンテーターを務めるロビー・トムソン氏のコメントを紹介。ホームでの第2戦について「公園を散歩するようなものだった」と表現し、FIFAランクでオーストラリアがアジア3番手の12位に対しウズベキスタンが同47位と地力の差が出たとの見解を語っている。

 また、五輪切符の獲得に豪紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」も反応。アジア最終予選の結果を受け「オーストラリアは真のメダル候補の1つ」と評し、約5か月後に迫った本大会でのメダル獲得に手応えを示した。

 昨年のワールドカップ(W杯)で過去最高位の4位に輝いたオーストラリアは、現在の手応えそのままに五輪でも躍進できるだろうか。本大会の活躍に注目が集まる。

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