中国サッカーを「アジア一流のリーグへ」 協会トップへ母国メディア指摘「恥知らずな叫び」
中国リーグは3月に開幕
中国のプロリーグは、旧体制の時代も合わせて今年30周年を迎えようとしている。同国サッカー協会の会長は「アジア一流リーグへ。100年の歴史を持つクラブを築きたい」と改めて目標を掲げた。
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3月より新シーズンが幕を開ける中国のプロリーグ(1部=中国スーパーリーグ)。同国大手メディア「SOHU」は、2月27日に開かれた今季の戦略合同発表会に出席した中国サッカー協会の宋凱(ソン・カイ)会長の言葉を伝えた。
「中国サッカーは新たなスタート地点に立った。スーパーリーグを通じて、アジアを代表するリーグと100年の歴史を持つクラブを作るという決意は変わらない。私たちは健全で公正なサッカー文化を発展させていく」
こうした目標を改めて公言したソン・カイ会長。しかし同メディアは「恥知らずな叫び」と、この発言について難を示す。「アジアトップのリーグを目指すなら、少なくとも代表チームの成績は良くなければならない。だが代表チームはアンダーを含めボロボロだ」と厳しい指摘を入れた。
さらに「2020年またスーパーリーグで半数のチームが解散・撤退した。ソン・カイはスローガンばかり叫んでいるが、中国サッカーを本当に理解しているのか?」と続けて報じている。
中国ではさまざまな問題を抱えるなか、新シーズン開幕を前に協会への不満が募っているようだった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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