女子五輪最終予選でも浮上 国立競技場の芝問題に懸念の声「気のせい?」「ボール止まりすぎ」
3月21日には森保ジャパンがW杯アジア2次予選で使用
なでしこジャパン(日本女子代表)は、2月28日に行われたパリ五輪アジア最終予選の第2戦で北朝鮮女子を2-1で下し、パリ五輪への出場権を獲得した。一方で、試合が開催された国立競技場の芝の状態を懸念する声が多く見受けられる。
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一進一退の展開で迎えた前半25分、日本はFW田中美南が激しいタックルを受けて得たフリーキック(FK)でゴール前に入れると、FW上野真美が頭でつないで田中がヘディングシュートを放ち、クロスバーに当たったこぼれ球をDF高橋はなが押し込んで貴重な先制点を奪った。
1点リードで前半を折り返した日本は、後半31分にMF藤野あおばが2点目を奪取。同36分にMFキム・ヒェヨンのシュートで1点を返されたものの、パリ五輪本大会の出場権を獲得した。
日本の歓喜の輪が広がった国立競技場だが、一方でSNS上では芝の状態を懸念する声が多く寄せられている。
「国立の芝問題」
「国立競技場の芝、ボロボロ」
「ボールが止まりすぎ」
「芝大丈夫なのかしら」
「後半途中からピッチ茶色かった」
「テレビ越しでも酷い有様に見えるのだけど気のせいなのか?」
国立競技場の芝を巡っては、2月7日に行われたヴィッセル神戸とインテル・マイアミの親善試合で、神戸のFW大迫勇也が試合後、「今日は国立、本当に大丈夫かなと思った。公式戦をするようなピッチじゃない、というのが素直な印象」と語っていた。
芝がひどく傷んでいる背景には、国立競技場の稼働過多が挙げられているが、3月21日日には森保一監督率いる男子の日本代表と北朝鮮が対戦する北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第3節の会場にもなっており、不安は続くことになりそうだ。