「北朝鮮戦の恐怖を乗り越えた」 パリ五輪出場決定のなでしこJ、“薄氷の勝利”に英注目
なでしこジャパンが北朝鮮撃破でパリ五輪出場決定
なでしこジャパン(日本女子代表)は2月28日、パリ五輪アジア最終予選第2戦で北朝鮮代表と対戦し、2-1で勝利を収めた。この結果、今夏開催のパリ五輪への出場権を獲得。英メディアも「北朝鮮戦の恐怖を乗り越えた」と伝えている。
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なでしこジャパンは中立地サウジアラビアで行われた第1戦を0-0と引き分けていた。運命の第2戦をホームの国立競技場で迎えたなか、前半25分、セットプレーから最後はDF高橋はなが押し込んで先制に成功した。さらに後半31分、右サイドのクロスからMF藤野あおばがヘディング弾を叩き込みリードを広げた。同36分に1点を返され、北朝鮮の反撃に遭うも、そのまま逃げ切り2-1で勝利した。
前半終了間際には北朝鮮が決定機でゴール目前まで迫るも、GK山下杏也加が紙一重のビッグセーブで窮地を救った。英公共放送「BBCスポーツ」も日本の勝利とパリ五輪出場決定を速報で「2012年に銀メダルを手にした日本は、北朝鮮戦の恐怖を乗り越えた」と伝えている。一進一退の白熱した一戦となったが、ホームの声援を背にしたなでしこジャパンが今夏、パリの舞台へと向かう。
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