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モウリーニョ監督がクリスマスも休まずプレーし続けるプレミアの選手に敬意
「クリスマスなんてない。ただただフットボールあるのみ」
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督がプレミアシップで戦う全選手に敬意を表した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じているが、その理由はクリスチャンのみならず、日本人にも共感できる内容だった。
「すごく難しい。私は、この国のサッカー選手に多大なる敬意を払っている。イギリス人だろうか、イギリス人以外の選手も関係ない。この国の選手は、この瞬間もフットボーラーなのだから、敬意を払わなければいけないね」
26日のウエストハム戦を控えた記者会見で、スペシャル・ワンは欧州の人々の大半が家族と過ごすクリスマスも、練習と試合に心血を注ぎ込む選手に頭を垂れた。
「この瞬間、ドイツのヤツらはビーチにいる。スペインのヤツらはモルディブで太陽を浴びている。他の選手はみんなそうしている。しかし。この国では12月22日にプレーして、ボクシング・デー(26日)も試合をする。28日も元日も試合だ。クリスマスなんてない。ただただフットボールあるのみ。選手にはリスペクトがふさわしい。国中のサポーターは、彼らに敬意を払っている。だからこそ、どのスタジアムも満員になる。それは、私の選手が日頃から示しているプロ意識に起因しているのだと、思うけれどね」
どのリーグもクリスマス休暇で中断となり、選手が南国などでリラックスする間に、地獄の連戦をこなすプレミアの特殊性を独特の表現でたたえていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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