リバプール、クロップ監督が負傷選手の状況明かす「何人かは奇跡が必要」…遠藤の状態は?
遠藤は25日のカラバオ杯で足首を負傷
イングランド1部リバプールは、現地時間2月25日に行われたカラバオ・カップ(リーグカップ)決勝のチェルシー戦に延長の末、1-0で勝利して同大会10度目のタイトルを獲得した。しかし120分に及んだ試合では、オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフが負傷交代。試合後には日本代表MF遠藤航も松葉杖を使う様子が伝えられた。
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チェルシー戦以前から負傷者が多かったリバプールがさらなる戦力ダウンとなってしまったが、ユルゲン・クロップ監督は、FAカップ5回戦のサウサンプトン戦(28日)を前に負傷者を意識しないことが必要だとコメントした。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
誰が起用できないのかを問われたクロップ監督は「私もまだ、はっきりとはわかっていない。分かっていることは、ライアン(・フラーフェンベルフ)は起用できないことだ。靭帯損傷であり、より酷いものになってもおかしくなかった。だが、この試合、次の試合に起用できないのだから、彼にとって十分に悪いことだ。何人かの選手については奇跡が必要だ。決勝に出られなかったほとんどの選手にとって、ぶっつけ本番になる。ダルウィン(・ヌニェス)、ドム(ドミニク・ソボスライ)は、今日何ができるか見てみないといけない」と、コメントした。
また、遠藤についても言及。「遠藤も、まともに打撃を受けてしまった。大きく回復したとは言えない。あまりにも多くの負傷者がいて、とても悪い瞬間だ。私たちにできることは、不在の選手のことを意識しないことだ。だからこそ、ルートン戦は良かったんだ。私たちは意識すること、プレーするのが難しい選手をどう組み込むかを考えられたからね」と、4-1で勝利したルートン・タウンとのリーグ戦を例に語った。