南野拓実は「流れに逆行」 リバプール退団“ジンクス”破る活躍を専門メディア称賛
ランス戦でのゴラッソが話題
フランス1部モナコに所属する日本代表MF南野拓実は、2月25日に行われたリーグ・アンの第23節RCランス戦にフル出場し、2ゴールに絡む活躍を見せた。3-2の勝利の立役者となってマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出。活躍を続ける南野を古巣リバプールの専門サイト「Liverpool.com」も称賛している。
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リーグ戦3試合連続で先発出場した南野は、1-0とリードした展開で迎えた前半30分にゴール前のこぼれ球に反応して、GKブライス・サンバのオウンゴールを誘発。2-2で迎えた後半アディショナルタイム2分には、右サイドをドリブルで持ち運び、ペナルティーエリア内に入り、シザースフェイントからカットインして左足で強烈なシュートを決めた。
この劇的なゴールでモナコは3-2で勝利。記事では、「リーグ・アンではスローなスタートを切ったが、29歳はMF遠藤航ともプレーしたアジアカップから戻り、エネルギーも十分なようだ。南野はチームに勝ち点3をもたらすアディショナルタイムの衝撃的な決勝点を含め、彼のチームの2得点に絡んだ。この試合、右MFで活躍した南野は『奇才』と評されるとともに、チームメイトのMFアレクサンドル・ゴロビンは『新たなカフーだ』と称賛した」と、元ブラジル代表のレジェンド右サイドバック(SB)の名を挙げたことを報じている。
また、試合後の南野のコメントについても紹介。劇的決勝点を挙げた日本代表MFは、「得点することがとても重要だった。2失点して、後半はあまり良くなかったけれど、攻撃的な選手としてゴールかアシストでチームを助けたかった。最後にゴールを決めることができて、チームに貢献できて嬉しい」と喜んだという。
そして、「リバプールを離れた南野が、自分の居場所を見つけられた姿を見られることはとてもいいことだ。アンフィールドを去った多くの選手は苦戦するが、その流れに逆行している」と、南野の活躍を喜んでいる。また、リバプールに加入時に支払った以上の移籍金をもたらしたことに感謝するとともに「それだけではなく、リバプールが遠藤と契約をする時にも助言をしてくれた。そのことにも我々は感謝する」と、メッセージを送っている。
(FOOTBALL ZONE編集部)