「北朝鮮が東京で大規模応援」 なでしこJチケット販売劣勢…まさかの“珍現象”海外注目

日本側ゴール裏チケット販売で苦戦【写真:ロイター】
日本側ゴール裏チケット販売で苦戦【写真:ロイター】

パリ五輪行き懸けた大一番も…日本側ゴール裏チケット販売で苦戦

 なでしこジャパン(日本女子代表)は2月28日、北朝鮮とのパリ五輪アジア最終予選第2戦(18時30分キックオフ)を国立競技場で行うなか、ゴール裏チケット販売枚数で苦戦。日本側の劣勢が続く“珍現象”に海外メディアも注目している。

 中立地・サウジアラビアで行われた第1戦を0-0で引き分けた日本。この予選にはアウェーゴールのルールがないため、28日に行われる一戦は延長戦、PK戦も含め、スコアに関係なく勝ったほうが五輪への切符を勝ち取るゲームになる。

 勝てばパリ行きとなる大一番ながらも、JFA(日本サッカー協会)が公表したゴール裏チケット販売状況では思わぬ事実が判明。26日の17時時点で1526枚、北朝鮮側が3000枚の売り上げとなり、販売実数での苦戦が浮き彫りとなった。

 27日の15時時点で日本側は1961枚まで挽回しているものの、北朝鮮側の販売数には依然として並ばない。こうした異例事態は韓国メディア「news1」でも「北朝鮮が東京で3000人余りを大規模応援」と見出しを打ち報じられた。

 JFAが公表しているのはあくまで、ゴール裏チケットの販売枚数のみ。それでも大応援団が大挙して国立に訪れる可能性を踏まえ「北朝鮮としては遠征で劣勢の不利を乗り越えなければならないが、ひとまず応援戦では押されない」と、動向に注目している。

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