南野拓実、左足決勝弾「自分でも驚いた」 “2G演出”に同僚驚き「MFで誰が決められる?」
前半にチーム2点目となるOGを誘発、後半ATに決勝弾
フランス1部ASモナコは2月25日、リーグ・アン第23節でRCランスを3-2で撃破した。日本代表MF南野拓実はフル出場でチーム2点目となるオウンゴール誘発、後半アディショナルタイムの決勝弾と卓越したパフォーマンスを披露。試合後には同僚も驚きの声を上げている。
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1-0とリードしたモナコは前半30分、FWウィサム・ベン・イェデルが相手ペナルティーエリア内で切り返しから強烈な一振り。このこぼれ球に素早く詰めた南野のシュートは相手GKブライス・サンバの手に当たってネットを揺らした。リーグ公式ではサンバのオウンゴール判定となっている。
その後相手に2点を返され流れを持っていかれるモナコ。それでも後半アディショナルタイム2分、今度は正真正銘のゴールで南野がチームに勝利をもたらす。南野は右サイドをドリブルで持ち運び相手ペナルティーエリア内へ侵入。シザースフェイントからカットインすると、左足で強烈な一撃をネットに突き刺した。
鮮烈な決勝弾を決めた南野は膝スライディングのパフォーマンスで喜びを露わに。チームメイトも歓喜を祝った。3-2で勝利を飾った試合後、モナコ日本語版の公式X(旧ツイッター)は南野への短いインタビュー動画を投稿。勝利の喜びを英語で語っている。
「とても嬉しい。とても幸せ。あんなゴールを決めることはなかなかないから、自分でも驚いている。ゴール出来て嬉しい」
笑顔でピッチを後にした南野。続く映像ではロッカールームで南野の隣に座った同僚MFアレクサンドル・ゴロヴィンが「MFの選手でいったい誰が2得点も決められる?」と話し、“ほぼ2ゴール”の南野の活躍に驚きを表していた。