リバプールは「13人の選手を欠く可能性」 “松葉杖”遠藤の姿も目撃…“満身創痍”を英報道
チェルシー戦で遠藤、フラーフェンベルフが負傷か
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は現地時間2月25日に行われたリーグカップ(カラバオ・カップ)決勝のチェルシー戦(1-0)で延長戦を含めた120分間にフル出場し、タイトル獲得に貢献した。しかし、試合後に松葉杖をついてスタジアムを後にする姿が明らかになっており、リバプールファンに衝撃を与えている。
チェルシーとの死闘で今季初タイトルを獲得したリバプールだが、その代償も決して小さくはなかった。すでに多くの負傷者を抱えているなかで、この試合では前半にオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフがMFモイセス・カイセドとの接触プレーで足首を負傷し、途中交代を余儀なくされた。
そして延長も含めた120分間をフル出場で戦い抜いた遠藤は試合後に松葉杖をつき、左足に保護靴を履いた姿が伝えられていた。遠藤もまたカイセドとの激しいマッチアップで足首を痛めた可能性がある。
英地元紙「リバプール・エコー」は「遠藤航はカラバオ・カップ(リーグカップ)決勝後に松葉杖をつく姿が目撃されている」と遠藤の状況をレポート。水曜日(2月28日)に予定されているサウサンプトンとのFAカップ5回戦では、遠藤とフラーフェンベルフも含めて「13人のトップチームの選手を欠く可能性がある」と伝えた。
リバプールのチェルシー戦の時点で、GKアリソン、DFトレント・アレクサンダー=アーノルド、DFジョエル・マティプ、MFチアゴ・アルカンタラ、MFドミニク・ソボスライ、MFカーティス・ジョーンズ、MFステファン・バイチェティッチ、FWモハメド・サラー、FWダルウィン・ヌニェス、FWディオゴ・ジョッタ、FWベン・ドークの11人が負傷離脱。この長い負傷者リストにさらに遠藤とフラーフェンベルフが加わる可能性があるということだ。
同紙は2人の状態について「月曜日(26日)に判断され、火曜日の記者会見で(ユルゲン・クロップ)監督が詳細を明らかにするだろう」と伝えている。