元プレミアリーガー宮市、オリジナル10”開幕戦に感銘「Jリーグはいいなって試合中に実感」
J1開幕戦で横浜FMが東京Vに勝利
横浜F・マリノスは2月25日、J1リーグ第1節で東京ヴェルディと対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。試合終盤の連続ゴールで劇的な逆転劇を演じたなか、5万3026人が集った国立競技場の熱気にFW宮市亮は「Jリーグはいいなって…。試合中に実感することができた」と振り返っている。
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昇格組の東京Vとタイトル奪還を目指す横浜FMの一戦は前半7分、東京Vが右サイドで獲得したFKをMF山田楓喜が直接決めて先制点を奪った。しかし、試合終了間際の後半44分、横浜FMはハンドでPKを獲得し、キッカーを務めたFWアンデルソン・ロペスが決めると、同アディショナルタイムにDF松原健がミドル弾を叩き込み、劇的な逆転勝利を収めた。
後半11分に途中投入されたFW宮市亮は同17分にゴールネットを揺らしたものの、オフサイド判定となりノーゴールに。それでもスピードあふれるプレーでチームに勢いをもたらした。試合後、宮市は”幻のゴール”について「あと少しでしたね」と振り返りつつ、薄氷の勝利には「今季はこういう試合がずっと続くと思っている。チームがどれだけ一丸となって勝利に進めるかなので、切り替えて次に向けて頑張りたいと思う」と語った。
”オリジナル10”同士の開幕戦ということもあり、国立競技場には5万3026人もの観客が集ったなか、宮市は「想像以上にヴェルディのサポーターの迫力も凄かったし、Jリーグはいいなって…試合中に実感することができた」と口にした。イングランドでキャリアをスタートさせ、オランダ、ドイツと渡り歩き、29歳にして初めてJリーグのピッチに立った宮市だが、伝統的な対戦カードの一員として感慨深い様子を見せていた。