国立競技場に「伝説の後ろ姿」 緑×青…10番レジェンドの共演に反響「いい画だ」
木村和司氏が公式SNSでラモス瑠偉氏との2ショットを公開
横浜F・マリノスは2月25日、J1リ-グ第1節で昇格組の東京ヴェルディと対戦し2-1で劇的な逆転勝利を飾った。31年前、1993年のJリーグ開幕戦となったヴェルディ川崎と横浜マリノス(ともに当時)の“再現”となった一戦で注目が集まった、当時の10番同士が“共演”したシーンに注目が集まっている。
試合は前半7分、16年ぶりにJ1に昇格した東京VがMF山田楓喜の直接フリーキック(FK)弾で先制。その後は横浜FMが攻め込む時間が増えるも、ゴールを奪えない展開が続く。そのまま東京Vが逃げ切るかと思われた後半42分、横浜FMがペナルティーエリア内に侵入すると、浮き球の折り返しに東京VのFW河村慶人が痛恨のハンド。このPKを横浜FMは昨季の得点王FWアンデルソン・ロペスが冷静に蹴り込んだ。
さらに後半アディショナルタイム、横浜FMは右サイドから押し込むとペナルティーエリア内の45度付近から松原が鮮やかな左足シュートを決めて逆転。5分間の逆転劇で、2-1として白星スタートを切った。
31年前、ヴェルディ川崎と横浜マリノスの一戦で始まったJリーグ。この日、再現となったなかで当時の10番が再会したシーンに注目が集まっている。当時のマリノス10番だったMF木村和司氏は自身の公式X(旧ツイッター)で、ヴェルディ10番のMFラモス瑠偉氏との2ショットを公開。新国立のピッチに立ち、うしろ姿をとらえた1枚が話題となっている。
ファンからは「このツーショットは歴史感じる」「エモーショナル、というのはこれ位の時間と物語の濃さが欲しい」「自然と涙が出できました」「これはぶちアガる」「いい画だな〜」「緑の10番と青の10番」「伝説の後ろ姿だ」「レジェンドの2人は懐かしいです」と大反響。この日の横浜FMと東京Vの一戦も多くの人にとって心に残る試合となったはずだ。