町田が東海リーグのデレヤオーネに7-1で快勝 倉科、高橋、野村が各2ゴールを記録

ペスカドーラ町田が7ゴールを奪い勝利【写真:(C) Futsal X】
ペスカドーラ町田が7ゴールを奪い勝利【写真:(C) Futsal X】

タイムアウトで「1点取ろう」と確認のデレヤオーネは、後半18分に1点を返す

 第29回全日本フットサル選手権大会は2月25日に大会2日目を行い、各地で2回戦を行った。グリーンアリーナ神戸の第2試合では、今シーズンのFリーグ・ディビジョン1で2位に躍進したペスカドーラ町田と、東海地域代表のデレヤオーネフットサルクラブが対戦した。

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 立ち上がり相手の戦い方を見定めていた町田だが、前半5分にFP倉科亮佑のゴールで先制すると、その後も得点を重ねていく。同9分には左サイドからFP野村啓介が追加点を決め、リードを広げる。

 190センチの長身ピヴォであるFP星友彬にロングボールを入れる攻撃を中心とするデレヤオーネも、速攻からシュートチャンスを作る。前半16分にはFP宮腰陽平がゴール前でロングボールに合わせてボレーシュートを枠に飛ばしたが、町田GK土岡優晟に防がれた。

 町田は前半18分にも高い位置でボールを奪ったFP高橋裕大がそのままゴールを決めると、同19分にもFPクレパウジ・ヴィニシウスが追加点を挙げて前半だけで4-0とした。

 後半も町田が攻め込む展開になり、後半2分にFP礒貝飛那大のパスを受けた高橋の2点目を皮切りにゴールを重ねていく。同7分にはFP中村心之佑の折り返しから倉科も2点目を記録。その1分後にはFP伊藤圭汰の浮き球のパスを受けた野村が、絶妙なタッチでGKの頭上を抜くゴールを決めて7-0までリードを広げた。

 デレヤオーネもタイムアウトを取り、「とにかく1点を取ろう」と目標を再確認。町田に対して前からプレスを仕掛けてボールを奪いに行くが、なかなかボールを回収できない。それでも後半18分、FP林比呂が左足でゴールを決めて1点を返した。

 これで勢いが出たデレヤオーネは、2点目を目指して仕掛けていく。町田のゴール前を何度かボールが横切る惜しい場面も作ったが、その後は得点が動かずに試合終了。町田が7-2で勝利して、ベスト8に勝ち上がっている。

(Futsal X・河合拓 / Taku Kawai)



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